福岡県郷友連盟定期総会・懇親会 R6.4.20
博多にて、郷友連盟の定期総会・懇親会に参加しました。
講師として、陸上自衛隊幹部候補生学校長である吉川陸将補による講話が行われました。題目は「なぜ、いま防衛力の抜本的強化が必要なのか」〜戦後、最も厳しく複雑な安全保障の中で、国民の命と平和な暮らしを守り抜くために〜でした。
国民の命や暮らしを守り抜く上で必要不可欠な「外交努力」「我が国の防衛力」の必要性から、防衛費も5年間で43.5兆円が計上されています。これには、自衛隊の皆様の給与や食糧等の経費も含まれていますが、自衛隊においても分析に分析を重ねた上での必要不可欠な経費であります。
そのような中で、スタンド・オフ防衛能力や領域横断作戦能力など7つの柱を重視して防衛力を抜本的に強化しています。我が国は、戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境に直面しています。
また、領土、領海、領空のみならず宇宙やサイバー、電磁波の領域にまで範囲は拡大しており、平素なのか有事なのか判断することは益々困難になっています。警察や海上保安庁などとも連携して柔軟に対応することが必要です。