120周年日本海海戦記念大会 R7.5.27

26日より、防衛力強化のため特定利用港湾に指定された博多港に、掃海母艦「うらが」が入港いたしました。
掃海母艦「うらが」は、機雷の除去などにおいて、複数の艦艇や航空機を指揮する司令塔の役割を担う重要な艦船です。
今回の入港は、広報活動と、翌27日に博多湾で行われた「日本海海戦 戦没者洋上追悼式」への協力が目的です。
私も、この日本海海戦の戦没者洋上追悼式に参加してまいりました。
日本海海戦は、1905年5月27日から28日にかけて行われ、日本海軍の連合艦隊が、当時世界最強とも称されたロシアのバルチック艦隊を撃破し、日露戦争の勝利を決定づけた歴史的な戦いです。
この海戦では、両国合わせておよそ5,000人もの戦没者が出たといわれています。
また、箱崎宮のホームページによれば、この追悼式では、戦没者勇士の御霊に加え、産業・貿易・漁業の発展の陰で尊い犠牲となられた海洋殉難者の慰霊も併せて行われているとのことです。
私も、掃海母艦「うらが」の艦上から献花をさせていただき、心より哀悼の意を捧げました。