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活動報告

Activity Report

日々所感

『福岡県西方沖地震』から20年 R7.3.2

2005(平成17)年3月20日午前10時53分、福岡県西方沖地震が福岡県北西沖の玄界灘で発生しました。規模は気象庁マグニチュード7.0(Mw 6.7)、最大震度6弱の地震でした。

私の祖父の故郷でもある福岡市西区の玄界島では、住宅の半数が全壊する大きな被害が発生しました。天神ではビルの窓が割れ、百道浜などでは液状化現象が発生するなど、被害は甚大でした。

この地震を教訓に、福岡県でも災害への備えを進めていますが、「警固断層帯」においては30年以内に地震が発生する確率がSランク(発生確率が高い)とされています。被害想定では、マグニチュード7.2、死者1000人以上、約1万8000棟の建物が全壊、避難者は4万人以上に達すると予測されています。

福岡県西方沖地震から20年という節目を迎えますが、この教訓を活かし、いつ、どこで、どのくらいの規模の震災が発生するかは誰にも分かりません。その時に備え、自助(自分・家族を守る)、共助(地域で助け合う)、公助(自衛隊・警察・消防など)について考え、当事者意識をもって行動することが大切ですね。